ハート♥剛毛系

心が剛毛な心臓モサモサ系の人の散文。主に「自分のこと」を書くのがテーマです。

観察好き

今日のトピシュさんのブログが面白かった。

家庭内トラブルは人を知る手段 - 斗比主閲子の姑日記

 

わたしも結構観察が好き。
まあ、旅マンガとか描いてるくらいだから仕事に繋がってるような気もするけど、無意識的に何かをずっと観察してる。
昔からキャラ化した似顔絵描くのも好きで(中学生のころ、先生達が出てくるマンガを描いて職員室で閲覧されたことがある。しかも怒られず、すこぶる「似てる!」と好評だった)、今も仕事で似顔絵はよく描いてますけど、そういうのも「観察気質」が役に立ってると思ってる。

私が「観察」好きになったのは末っ子だからだと思う。

7歳と5歳上の姉たちが母親とケンカをしたりして、それが幼児の私はすっごく嫌だった。いつもすごく下らないことでケンカしている。と思っていた。

すごく止めたかった。
幼児なりに「そんな言い方したら伝わらないじゃん」「それって違うじゃん」と心の中でずっと思っていた。

しかし、年の離れた妹であるわたしは常に「オミソ」で言語能力もまだそんなに無かったし、間に入ることはできず、じっと見ていることしかできなかった。

しかし、大きくなってからは家族がケンカしだすと話をそらしたり口を挟んだりしてケンカを避ける事が出来るようになった。

無意識に観察してしまうのは、幼少期に培った感覚なんじゃないかなと思っている。

 

最近、仕事以外で自分の観察癖が役に立ってるなと思うのは空手のとき。

もうかれこれ10年以上空手をしてて現在弐段で、最近はもっぱら後輩である色帯さんの指導のお手伝いをしてるんですけど、私は「自分が言ったことが相手にどう伝わってるか」「言ったことをどう解釈したか」「相手が思ってる重心の位置が正しいかどうか」とか、そういうのを見るのが好き。

「なんでできないのか」の原因を見つけて違っているところを指摘して、少しずつ修正してもらえるのは楽しい。

 

あと、同じような感じで友達の恋愛相談も受けてる(笑)。恋愛相談と空手の指導はすごくよく似ています(´Д` )。私の中では、だけど。


わたしはあまり「kwsk」しない。

相手やってること、言いたいことからパズルのピースを拾って足りないものを探すのが楽しいので。
そして人を観察したり、話を聞いたりするときには楽しんだほうがいい思ってる。「相手のためを思って」とかは2割、自分にとって「面白いから」8割くらい。
話を聞いてるときに「相手のためを思って」とか思いすぎると、だんだん「こんなに聞いてあげたのに」とか「アドバイスしても聞かない」とか相手の行動にに見返りや甲斐を求めちゃうと本末転倒。
客観的な意見やバランスがおかしいことの指摘はしても、「そうじゃなくて、こうしなよ!」「どうしてこうしないの!」などと相手をコントロールしたくなったら、それは単に自分に「欲」がある状態。欲が出たらもう観察じゃない。
私は相手に対する純粋な興味だけで見ていたい。


最近になって友達に「さるちゃんはウォチャー気質だよ」と言われて、あ、そうなのか。と気が付いたんですが、「リアルウォッチ」がメインでネットにおける活動は「自分に関わりが無いことにはまり関心がない」ので、ネットだと「斗比主閲子の姑日記」と「Hagex-day.info」を愛読するくらいです。…あとはおおつねさんのtumblr
(それだけ見てれば十分だという声がどこからか聞こえてくる…)

ウォチャーを見るのはとても楽しい。

わたしはトピシュさんみたいに「家庭トラブル」そのものが好きなわけではなくて(いや、もちろん嫌いじゃないですけど)、「ウォチャーの目線」を見るほうが楽しいです。

 

でも深淵を覗いてるとすぐ覗き返されるから油断ならないよね…(´Д` )